株はバイオハザードのようなゲーム
株式投資というのは、まるでゲームの『バイオハザード』と同じ性質を持っている。どれだけ失敗しても、上手くいったデータをセーブすれば、それで終わり。もう二度と巻き戻ることがない。これは、まさに「強くてニューゲーム」ができる状態だ。
一方で、『Apex Legends』のようなゲームでは、毎回ゼロからのスタートになる。スキルは練習を続けないとすぐに衰えてしまう。ピアノやギターの演奏、薬学の知識も同様で、日々の練習や学習を怠ると、そのレベルを維持するのが難しい。
しかし、『バイオハザード』や『モンスターハンター』のようなゲームでは、いったん手に入れた無限ロケットランチャーなどの武器やアイテムは、そのまま残る。これらのゲームでは、積み上げたものが失われることはなく、巻き戻ることもない。
株式投資も同様に、一度購入した株は自分のものとなり、それは節約や銘柄選定の苦労の結果だ。デイトレードのような投資手法では、一瞬の判断ミスで利益が巻き戻るリスクがあるが、長期投資では昨日よりも確実に前進し続けることができる。
やる気がある時に進め、後は寝ていても構わない。そうしたやり方を選ぶことで、投資家としての成果は着実に積み上がっていく。もちろん、毎日コツコツ取り組むことも良いが、それでは「労働者」の枠を超えられない。考え方を変えて、より自由な発想で資産を築く方法を見つけることが重要だ。
株式投資を通じて、「巻き戻ることのない積み上げ」を目指す。やる気がある時に集中して進め、それ以外の時間は心穏やかに過ごす。これこそが、効率的でストレスの少ない投資の道だといえるだろう。